■ スイート・ハニー・ビー ■
デューク・ピアソン
一曲目にしてタイトルの「スイート・ハニー・ビー」はヒットしましたが、アルバム全体に渡ってとてもバランスの取れた良盤です。また、ブルーノート史上初めての全曲オリジナル!(名義のピアソン作曲によるもの)。どの曲も判り易くピアソンは作曲の天才ですな。全然退屈しないし、とにかくいずれにしても初心者推薦盤です。#1、カッコよいアメ・ボサです。またこの年代ならではの良い味を感じます。#2、「スーデル」、晴々とした感じの明るく視野が広がるイメージの清々しさを感じます。#3、「アフター・ザ・レイン」、哀愁有り、エキゾチック有りのスローバラードです。スポルディングのフルートによって幻想的な世界に引き込まれます。自分としては深い霧に包まれた森のイメージを感じます。#4、「ガス・ライト」、今度は都会的なスローJazzでハバードのトランペットが実に温かみがあります。#5、「ビッグ・バーサ」、小刻みなリズムのクールでダイナミックなメロディ。これもカッコ良い!。#6、「エンパシー」、ふたたびスローで幻想的な曲。ここでもスポルディングのフルート!結構効いてます。ピアノやホーンとの絡みも完璧です。ラスト#7、「レディ・ルディ?」軽快なリズムの明るいJazzです。ベースソロもフューチャー。名義のデューク・ピアソンは作曲、ピアノ両方優れていますが、特筆したいのはジェームズ・スポルディングによるフルートが#1、#3、#6でとても効果が出ている点です。さて他にもテナーのジョー・ヘンダーソン、トランペットのフレディ・ハバード、ベースのロン・カーターと言った達人達が豊かなアンサンブルを作っています。