■ サムシン・エルス ■
キャノンボール・アダレイ
JazzGateでは、" モード " はあまり推奨していませんが、ピアノのビル・エヴァンスとキャノンボール・アダレイは特別です。また、比較的上級なマイルス・デイビスのトランペットを無理なく聴く良い機会です。出だしの「枯葉」は、名演奏のひとつに数えられます。ダイナミックなイントロから入って、マイルスの細く情けないミュートしたペットが " ピーヒョロロ… " 。これがなんともたまりませんっ。幽霊でも出て来るかと思わせます。アダレイのアルトへのバトンタッチもお気に入りなんです。#2、ラブ・フォー・セール。ぜひ知っておいて欲しいコール・ポーターのスタンダードです。小気味良いテンポでゴキゲンな演奏になってます。#3、サムシン・エルス。実はマイルスの曲。ペットとアルトの追っかけで始まるちょっぴりブルージィーは雰囲気の曲です。" アドリブのお手本 " と言った感じです。#4、ワン・フォア・ダディー・O。このスローミディアムテンポのブルースは、ここには参加していませんがアダレイの弟で有名なコルネット奏者のナット・アダレイの曲。余談になりますが、兄弟での名盤アルバムに「マーシー・マーシー・マーシー」があります。#5、ダンシン・イン・ザ・ダークはもう最高です。甘く切なくブローするアダレイのアルトは実にバラードがうまい!。ラスト(ボーナストラック)はピアノで参加のハンク・ジョーンズの曲。ミデアム・テンポのゴキゲンな明るいJazzです。マイルス・デイビスがリーダーをしたので事実上マイルス・デイビスのアルバムです。何かの事情があってアダレイ名義になりましたが詳細は判りません。Jazzの神様が集まってます。主役の二人は割愛しますが、ドラムスにアート・ブレイキー。ピアノ、ハンク・ジョーンズ。よくパナソニックのコマーシャルに出てましたよね。あのCMで「ホワッツ・ニュー」を知りました。恥(汗)。Jazzシーンではあちこちでよく歌われるスタンダードです。ベースのサム・ジョーンズはうっかりジョーンズ3兄弟に数えてしまいがちですが違います。でもこの人も有名なんですよ。