■ ナイト・ライツ ■
ジェリー・マリガン
バリトン・サックスの名人ジェリー・マリガンの代表作です。いつも聴くたび「もっとこんなのないか」と思うのですが、残念ながら唯一にして無二の傑作盤。続編は無いのです。ですから何度も繰り返し聴いています。CDじゃなく、LPレコードなら磨り減っているでしょう。40分足らずの短い盤です。表題曲の「ナイト・ライツ」は、1963年と1965年の2回に渡って録音されました。いきさつ、理由は判りませんが同じ曲でも自分としては'65年の方が好きです。マリガンは本職じゃないクラリネットですが、豪勢なストリング・オーケストラがバックについています。まさに都会の町の灯のイメージにぴったり合った"深夜"のよく似合う名盤です。アンサンブルは選曲の良さに見合った演奏もしっかりやってのけています。#2の「カーニバルの朝」は多くの名演奏が語られて来ましたがこれもその内のひとつに数えてよいでしょう。#3「イン・ザ・ウイー・スモール・アワー・オブ・ザ・モーニング」も名スタンダードのひとつ。やさしく、侘しく表現しています。#4、ショパンの「プレリュード・イン・E・マイナー」もマリガンのアレンジ光ってます。これ以降は全てマリガンのオリジナルですが文句なし!。全曲OK!。私KO!。追記:ジャケのイラストすっごく評判良いです。
主役のマリガン以外にスター・プレーヤーは、#1から#6までのメインには、トランペット、フリューゲルホーンにアート・ファーマー、ギターにジム・ホールがいます。アート・ファーマーは本職はトランペットですが、フリューゲルホーンしか吹いてないアルバムもある位、フリューゲルホーンも得意です。